テーマ:ひとりごと

時間を操る時計

駅構内の中央に掲げられた、大きな電子時計に向かって私は歩いていた。 一歩一歩を歩みを進める毎に、秒針は進み、針の角度の変化は肉眼でも分かる。 私の歩みがその時計の針を動かしているかのようだ。 いや、違う。 時計の針が時間を動かしているのだ! この壮大な重い世界の時間と言う物理量を運んでいるのだ! 私は突然静止したい衝…
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中国製冷凍ギョーザ中毒事件

あたご、中国製冷凍ギョーザ中毒事件、三浦元社長ロス疑惑とこのところ、大事件が多い。 中国製冷凍ギョーザ中毒事件について一言。 重要なのは、中国が悪いとか、日本が悪いとかの問題ではない。 日本にとっても中国からの食製品の輸入は必要であり、中国にとっても日本という市場は重要なはずだ。 まずは製造、輸送プロセスのどこで誰が、混入さ…
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STAR WARS クローンの逆襲

『STAR WARS クローンの逆襲』の台詞の中に、興味深い一節があった。『恐怖は怒りを産み、怒りは憎悪を産み、憎悪は苦悩を産む』と言う。それを言うならば、『無知は誤解と恐怖を産み、誤解と恐怖は憎悪を産み、憎悪は苦悩を産む』だ。
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絵画は完全な世界への『窓』

昼下がりのカフェテラスでお茶を飲みながら、昨日までとは違った、少し余裕の有る時間の流れに身を包んでいる。暖房のきいた室内から、厳冬の日差しを眺めていると、狭い道路の向こう側に五枚の絵が視界に飛び込んできた。どうやらそれらは画廊のウインドウに飾られた作品で、題材は花と風景である。勿論、自然を断片的に切り取っただけではない、何者か、得体…
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エヴゲーニー・オネーギン

エヴゲーニー・オネーギンの序章に、度肝を抜かれた。どう抜かれたかというと、ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟の序章を彷彿させる出出しだからだ。いや、その著者は、ドストエフスキーの地下室の手記の主人公ではないかと思わせるような、自負の固まりといったところだ。一つの恋愛が盛り上がり、終焉を告げる時、自分は詩人になると言う。詩神が降り立ち、…
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能登の春

私の所持品のなかにはカメラもなければビデオもない。勿論、スケッチブックも色鉛筆もない。然らば、私は暫しあなただけの詩人に、文筆家になるとしよう。それほど迄に伝えたい能登の自然の素晴らしさが、いま正に、眼前に広がっているからだ。僅か一晩の滞在に別れを告げて、美湾荘の送迎バスで和倉温泉駅へと向かう。駅舎の入り口に足を踏み入れた私の視線を奪っ…
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焦燥と闇

僅かな緊張の緩和さえも許されない時間の連続 夢にまで解決の糸口を求めようとする 低い天井が私を跪かせ 梗塞感が空気を奪う 空気が薄い もっと空気をくれ 眼前の暗闇をどけてくれ 仕事に明け暮れる毎日 焦燥が希望を先回りして 行く手を闇に閉ざす
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